地支星 十二運とも言う
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地支星
 四柱推命占いでは、運の強弱を判断する時に天干星(変通星とも言う)や地支星(十二運とも言う)を使う。ここでは地支星を紹介する。 地支星は十干が持つ要素と十二支が持つ要素が結合して、新たな運勢を表現する星となって現れたものである。

地支星のまとめ

①胎・・・知的で楽観:養子、甘え、空想家、一貫性に欠ける

②養・・・情的で楽観:養子、色情、辛抱強い、人の面倒を見る、自分の城を作る

③長生・・意的で慎重:温和発展、穏やか、素直、内向的だが行動は積極的

④沐浴・・意的で楽観:軽率、永続性に欠ける、熱しやすく冷めやすい、色情

⑤冠帯・・情的で楽観:自尊心強く頑固、先見の明あり、強気、宗教性

⑥建禄・・知的で慎重:円満、活発、独立、社会的な信用は大

⑦帝旺・・知的で楽観:勝ち気、自信家、二重人格、浪費、養子、極端

⑧衰・・・情的で慎重:消極的、控え目、内向的、淡泊、猜疑心が強い

⑨病・・・意的で慎重:潔癖、神経質、病気、短気、芸能、多趣味

⑩死・・・意的で楽観:淡泊、一徹、せっかち、内弁慶、学芸、技術

⑪墓・・・情的で慎重:欲張り、緻密、理財、陰気な一面、墓守、宗教性

⑫絶・・・知的で慎重:軽率、お人好し、小心者、激情、短気、極盛転落、突然消え去る

 胎から運気の向上発展を示すようになる。しかし未だ時が満ちていない状態である。しばらくは運勢が停滞しやすい。 子供の頃は甘えん坊で、長く親の手が掛かり、独立するのが遅くなりやすい。幼児期には病気がちであっても、やがては健康は回復する。 長じて実力がつくにつれ個性的な人となる事がある。同時に融通が利かなくなる傾向もある。

そして、人とは違う独自路線の一匹狼的な傾向も出て来る。ただ一般的にはおとなしく積極性に欠け、気迷いが多く環境に支配されやすく、 一貫性に欠ける傾向がある。天干星の印綬のような意味を持っているので、一つの事を研究すると良い。

性格も印綬のようにとかく冗談や無駄口が多く、一言多いといったタイプや、人をよく笑わせるといった天性もあって人気のある人もいる。 同じ地支星(十二運)では養に似ていて、養子縁組の意味もある。また親、兄弟、妻子とも縁が薄く、とかく円満を欠きがちである。

女性の胎生まれの人は、賢明で良く家庭を治める。ただ愚痴は多い。生年にあれば晩年に親族の世話事を持ち込まれ苦労をしやすい。
まとめ
・生日:長く親の手が掛かり、独立するのが遅い。幼児期、病弱であるが、やがて健康は回復する。
・生月:仕事、職業の変化が多い。また養子縁組がまとまりやすい。肉親の世話事、または肉親を面倒を見ることがある。
・生年:年老いて、肉親または子供に面倒を見てもらえる。
・生時:親の職業を継がず、子供は親のすねをかじる状態になりやすい。

※ 職業的に見れば、自由業に多く、理想のみ追いかけて、現実を見ない方が多いようである。

 養の運はようやく運勢の向上発展の軌道に乗る時期とする。養も冠帯、衰、墓と同様地支が全て土性となる。 養の星は吉星なので、この星の生まれの人は、はなはだしく貧苦に悩むと言う事は少なく、それなりに幸せをつかむ。 養は養子の意味があるので、養子に行った人はなお幸せな生活をするようである。

生日にあれば、幼少期に実母以外の人に養われて育てられたり、母親が働きに出かけ、代わりに祖父母が面倒を見ていたと言う人も多くいる。 性格は温和で義侠心に富みながらもワンマンであったりする。交際は誰からも好かれる所から円満で、異性に対して開放的で自由な恋愛を好む。 運動神経はいい方ではなく、技術においても余り独創性がなく、伝統のある仕事を長い期間かかって修得する事に適している。その点は死星と反対の所がある。

つまり、円満な紳士型、老舗の旦那タイプである。全ての事に対して無理する事がないので、仕事面で急速に発展する事はないが順調に進む。 また読んで字のごとく養う星なので、長男とか長男の資格を持った人が非常に多いようである。そして養子に行って他家を相続する場合もある。

女性の場合は、男性と違って養女に行く事は余りないようである。自分の家を相続した人よりは、他家に養子に行った人の方が、夫婦円満にやっているケースが多い。 女性は中流以上の生活が出来る金銭運はあるが、中年以後に未亡人となる人も多くいる。当然、天干星に注意して判断しなければならない。
まとめ
・生日:自分自身、養子に行く運を持つか、幼児期に、実母以外の人に養われる方もいる。
・生月:中年のころ、子供の問題で心配事が起こる。
・生年:両親または本人が養子縁組に携わる。
・生時:養子を取ることがあり、良い養子縁組に恵まれる。

※男性は女性に縁があり、女性は男性に縁がある星。特に母親と縁が深く、助けを受けることができる星である。

長生

 長生は中庸運に近い旺相運で吉星である。特に生日にあれば家庭も楽しく、夫婦仲睦まじく、また社会に出て順調に進む。 生日や生月にこの星を持つ人は、その容貌や態度の上に女性的な柔和な点があり、見た感じも清潔な印象を与える。服装などもセンスが良く、 色彩的にも造形的にも豊かな所を持っている。身に付けるものや調度品もどこか垢抜けした所がある。趣味においても、気品の高い芸術的なものを好む。

性格は温厚で柔和、内向的で自分の意見を述べる場合は遠慮がちに話をする。また何をやるにも自分の周囲の事情や相手の立場を考えて、 なるべく摩擦のない状態に持って行こうとする為、大胆で率直な行動は取れない。 その為に折角のチャンスが訪れても、十分に踏ん切りがつかず、チャンスを失する場合が多いようである。

この星は周囲の人達から好感を持たれる所から、社会的にある程度の地位を獲得するし、比較的安泰を得る事が出来る。ただ戊寅と丁酉は少し福分が薄くなるようである。 それは干支の上下が五行の相尅になる(戊寅は土と木で、丁酉は火と金)からである。

女性がこの長生の日に生まれると良い子供に恵まれ、一生涯幸運と言われる。勿論他の星との並びで総合判断しなければならないが、 この星を持つと、その人の運気を全体的に引き上げてくれると考えられる。
まとめ
・生日:大運、流年の影響で運の発展が決まるが、発展運気に入った場合は、大いに期待して良い。
・生月:若い時期に多少苦労があっても、中年になってから運気は大きな発展が期待できる。また母方の家柄が良く、兄弟姉妹の関係も強い結び付きである。
・生年:五十歳以降は生活も安定し、祖父の人柄も良く、社会的にも名の出る強い運の持ち主である。
・生時:自分と子供との相性も良く、子供も発展し、孝養を受けられる。

※印綬ー長生は、学問や技術が発展する。
 財星ー長生ならば、実業方面に発展し、金運間違いなしと言える。
 偏印、比肩、劫財、敗財の下の長生は、かえってこれらの星を助長して凶象を強くする作用があるため、四柱相互関係、または五行において判断しなければならない。

沐浴

 沐浴は弱運でも強運でもなく荒れる運である。人生の波と考えてほしい。特に女性にはない方が良いと言われる。 親との縁が薄かったり、不和、生死別、変動が多いようである。特に、甲子や辛亥日生れの女性は少し強情で我がままになり、家庭をまとめるのに苦労する。

また結婚をしなかったり、結婚しても早い時期に夫と生死別する人もいる。結婚をした場合には、感情の赴くままに行動しない事が大切である。 常に謙虚に歩まなければ波乱の多い人生をたどる事になる。女性で月柱が偏官・沐浴であれば、正妻と言うより妾のような立場に立つ婦人がいる。
まとめ
生日:沐浴は幼少より気苦労が多く、両親とも早く別れやすい傾向にあり、多くは孤独になりがちである。 女性が持つ場合は夫の縁は薄く、四柱の五行に比肩星や偏官が強く生じている場合は、特に注意が必要である。
生月:中年時に身の上に変化が起こりやすく、仕事のトラブル、夫婦の別離、親子分散などの凶事が起こるでしょう。
生年:年老いてから、生月と同じような現象が起こりやすくなる。
生時:老後孤独になりやすく、また健康を害しやすくなる。

※ この沐浴も、四柱に財、官、印があるならば、沐浴のトラブルの凶象を去り、干合、支合、三局いずれかがあれば吉象化する。 また、四柱のバランスが安定している場合も凶象は去る。しかし、四柱の中に沐浴が二つある場合、一段の注意が必要となる。

冠帯

 冠帯は強運で生日にあれば男女とも慈悲心あり、自尊心強く聡明で頑固な人が多いようである。また年齢よりも若く見えたりする。 そして地支はすべて土性(丑辰未戌)になる。強い運気を持っている為に、時として自分勝手な行動に出たりする。それでいて、 他人の行動に対しては批判的で、自分の欠点は何かとよく弁解する。だから敵を作る事が多いようである。特に壬戌や癸丑はその傾向が強く現れる。 それは水(壬癸)が比肩だと土(戌丑)は官星になる(官星は男性の星)からである。

この星の特長としては、何事にも独力でやり抜いて行く覇気のある性質と、困難に遭遇した時でも決して弱音を吐かない所がある。 また、名誉心や競争心も強く、自分が頭角を現す為には有名人との交際を好み、それによって自分を少しでも早く社会に認めさせようとしたりする。 ただこの交際関係を長続きさせる事は困難である。部下に対しては面倒見がよいが、上から押えられる事は極度に嫌う。特に比肩星が強い人は、 冠帯が一層強さを増すので謙虚に歩むように努力しなければならない。

女性の冠帯日生まれの方は、容姿端麗(必ずしも美人ではないが、落ち着いた優しい、人好きのするタイプ)で良縁を得ることができるが、 勝ち気や強情な性格の方が多いため注意が必要である。また夫婦共冠帯同士である場合は離婚しやすくなる。 特に壬戌や癸丑日生れの女性は勝気なので注意が必要である。この冠帯は天徳貴人が一番働く星である。
まとめ
・生日:冠帯あれば知あり徳ありと言われている。慈悲の心も厚く、社会の上位を保つことになる。 若いころ、数々の苦労があっても、中年より運は大きく発展する。
・生月:兄弟姉妹思いの方が多く、しかし夫婦の問題では、強さのために離婚の可能性も高く、四柱によっては住居の変化、 異動が多い方もいる。干合・支合・三局する場合は、運気は吉となる。
・生年:五十歳以後、運気の安定と幸がある。
・生時:子供の発展があり、子供が自分の老後の面倒を見てくれる。

※ 大運や流年に冠帯が出ると、特に男性は総じて、自分が冠をかぶるような重い責任を引き受けることになりやすい。 また老後の大運や流年に冠帯が出ると石の冠をかぶると言われ、生命的に危険の時期になりやすい。常に健康のチェックが必要である。

建禄

 地支星の中でも最高の強盛運である。生日にあればたとえ末子に生まれても、この星自体が長男星、跡取り星であるので、 兄を越えて親の跡を継ぐとか、他家に養子に行って一家を立てるとか、あるいは遠く親元を離れて独立して社会に現れたりする。女性にあれば男勝りになりやすい。

この星を生日か月柱に持つ人は、一見学者タイプでものの見方や考え方が非常に緻密であって神経質な所がある。愚痴をこぼす事が嫌いと言う点では冠帯と似ているが、 異なる点は、他を干渉する事を好まない、精神的に孤独な所と言えるでしょう。いわば、冠帯が外向的な性格とすれば、建禄は比較的内向的な性格と言える。 仕事は高度の才能を要求される専門的な分野(芸術家、文筆家、学者等)に向く。また建築関係の仕事をしている人に、この星を持っているのをよく見かける。

この建禄を持つ人は、幼少から三十歳頃まで順調でなく苦労する人の方が、晩年に幸福を掴みやすい。財星に付いている場合は、 思いがけない失敗や不幸が襲って来る事がある。それは建禄が分離や独立等の意味がある為に、それが財星と尅し合って凶災を呼ぶからである。
まとめ
・生日:独立の星で、長男であっても早く家から離れ、親の仕事を継ぐことをせず、独立独歩の道を歩む。 しかし、無理に親子が同居した場合は、父子の運を尅し合うことになる。また、次男や三男の生日にあると、その人は、長男の位を持ち、兄を越えて発展する。
女性が生日の建禄は、結婚しても生家の世話をすることになる。次女や三女の場合でも長女の役目をする。
・生月:中年より運は発展するが、大財を得るのは困難である。一般的な生活者となるが、大運サイクルによっては大きく変化する。
・生年:晩年、発展を見るが、父とは別居する可能性が高い。
・生時:実子は発達するが、その子は早く生家を離れ、他に一家を成す。

※ 建禄だけを考えると、その性格は温厚で、なかなか才量もあり、 他人からも敬愛され、目上から引き立てられる。一生の内、前半と後半との運にギャップが生じる。人生の前半までの幸運者は、後半凶事が起こりやすく、 仕事の苦労や家族の離散などということもあり得る。その反対に、人生の前半に苦労が多い場合は、後半は安定の道を歩むことができる。
建禄の女性は、性格的に穏やかであるが、四柱、五行いかんによっては、多少内気になる。

帝旺

 地支星(十二運)の中で最強の星、頂点の星である。独立独歩、強引で突き進んで失敗しやすい星である。 サラリーマンとしては位負けして出世しにくいので、学者や技芸家のように知的分野に進むと良い。また頂点の星のためこれから次第に衰えて行くという暗示もある。

生日が帝旺で他の年、月、時が衰、病、死、墓、絶が付く人は長男に生まれても親の跡を相続しないで他家に養子に行ったり、親を弟、姉妹達に任せて、 遠く離れて暮らしたりする。もし次男や三男ならば兄弟よりも出世したり、あるいは兄に代わって親の跡を継いだりする。 生日にあれば夫婦縁が変わりやすく、何度も結婚する人がいる。大体幼少時は苦労し、年を取ってからやっと幸せになる人が多いようである。

魁ごう日生れ(戊戌、庚辰、庚戌、壬辰)で帝旺が四柱に二つあれば死に至るような突然の事故に遭遇する事があるので注意が必要である。 この星も建禄のように、財星に付くと財星を尅し大失敗する事がある。食傷星や印星がない人は特に注意が必要である。 また生日にある人は、男女勝ち気で自尊心が強く、人の風下になるのを嫌い、頭を下げたり、人にウソを並べてお世辞を言う事が出来ない。 悪く言えば馬鹿正直と言われる人物になったりする。ただ人間としては非常に慈悲深く同情心がある為に、年下や部下からは敬愛されたり人気を集めたりする事もある。 それから信仰心が厚い人も多くいる。

生年が帝旺となる人は、その祖父母あるいは父母が教養のある家庭であったり、資産をたくさん持っていたり、 幸福な生活をしていた人である。本人は気位が高く、尊大な態度や空威張りをする人となりやすい。
生月が帝旺となる人は空想家が多いようである。つまり、実力以上の事をしようとしたり、いつも自分の希望、空想に思いを馳せたりする。
生時が帝旺の人は、その子供が大いに発達して家名を挙げたりする。もちろん、その子の命式を見て判断しなければならない事は言うまでもない。

女性はなるべくこの帝旺運を持たない方が良いと言われる。特に丙午と壬子日生れの女性は孤独性が強く、結婚に失敗しやすい傾向にある。これに次いで、丁巳、戊午、己巳、癸亥が悪いと見る。
まとめ
・生日:他の地支に死、墓、絶が並ぶ場合は、運気は傾きやすく、天干、五行、干合・支合・三局などによって良星に変化する場合は、救いがある。 たとえ長男に生まれても、生家を継がず、他に一家を成すか、養子に行く場合がある。
・生月:人の風下に立つことを好まないし、大きなことを考え、成功・不成功を別にして事を起こそうとする。
・生年:その祖先は位のある家か、富豪の出の方が多い。
・生時:子供は発展するが、その上の天干星や五行によって、大きく変化を起こすので、一言では言えない。

※ 本来、帝旺は強過ぎる星で、実業家や商人としては権威が強く働き過ぎて、人に敬遠されてしまう星である。 あまり好ましい星とは言えない。何事にも成功は難しい星である。しかし、技術、芸能、学業、知能才芸の方面に進むと、成功は期待できる。 特に偏官に帝旺が付く場合は、偏官の横暴性を押さえる力をもっている。また印綬帝旺の場合も、印綬を大きく盛り上げてくれる。 傷官、比肩、劫財、敗財に帝旺が付く場合は、問題が生じる。

 おとなしくて淡白で、サッパリしていて物事に拘束されない。性格的には丸みがあり、他と争う事を好まない。 多少気が弱く積極性にかける所がある。人に引っ張られて発展するタイプである。自尊心は決して弱くはないが、どちらかと言えば引っ込み思案型である。 この星も冠帯と同様に、地支が全て土性(丑辰未戌)になる。

衰の日に生まれた人は生時が建禄、冠帯、帝旺、長生になっていないと生涯苦労が多く、親もとから離れて暮らす人もいる。 職業はハッタリ的な行動は好まないので、商人よりも学校の先生、学者、官公庁や技芸家に適する。つまり知的分野とかコツコツやって行ける仕事に向いている。

衰日生れの女性は表面は温厚で従順、貞淑な妻に見えるが、内心は苦労が多いようである。甲辰、庚戌、辛未日生れの女性は良縁に恵まれにくく結婚が遅れる。 しかしその地支が局合(支局、支合)している場合はその運の悪さは少なくなる。
まとめ
・生日:生気乏しく、内気であって壮大なことを嫌う。性格は淡白で温和である。多くの人の中に入ることを好まない。学者、医師、技術方面に向く。
・生月: 中年の運気は衰退しやすく、他人の世話事で損害を受けることがある。
・生年:五十歳代に運気が乱れ、特に健康面に注意が必要である。
・生時:子供の運の発展が遅れる。

※ 女性の衰運生まれは、五行が安定しない限り薄徳で、結婚後嫁として苦労が多くなる。

 生日にあれば幼少時に病弱であったり、大病にかかったり、大怪我をする人が多いようである。病日生れでも、 いつも健康そのものという人もいるが、一度病気になると大病になったり、長患いをしやすいと言われる。陽干日生れで病となる人は、 明朗で積極的で少し短気な性格である。陰干日生れの人は少し消極的で石橋を叩いて渡る人である。

女性でこの病日生れの人は内気でおとなしく、好き嫌いが多く、我がままな所がある。そのために良縁を逃したり得られない人がいる。 また一度結婚しても、夫が病弱であったり家庭内がうまく行かず離婚する場合もある。男女とも丁卯日生れの人は異性問題に注意が必要である。 この病日生れには有名人は少ないが、芸能関係では伸びる人が多くいる。
まとめ
・生日:幼少から病弱であったり、早く両親と別れたりする。小学校二、三年生より健康体になる。
男性は見た目には迫力を欠く風貌であるが、内面は進取性を持ち、短気である。
・生月:中年に運が乱れやすく、また健康を害しやすい。
・生年:晩年運気が乱れる。また特に健康に注意しなければ生命を脅かす。
・生時:子供が病弱か、運気の発展が遅れる。

※ 流年の正財、偏財、比肩、劫財、敗財の時期に、身内の方の病気、または死別の恐れがある。正官、偏官の場合は、子供の病気。印綬、偏印の場合は自分自身の健康管理に注意が必要である。

 生日にあれば親との縁が非常に薄く、幼少時に父や母と死別したり、事情があって祖父母や他人に育てられる人が多いようである。 性格は淡白で、外面が明るくその上真面目で勤勉な努力家である。また器用で多趣味である。少し短気で融通性のないのが欠点と言えよう。交際の上では敵を作らないが、 言葉が少ない所から、家庭内では案外誤解を招く事が多いようである。

この星は判断力が早く的確なので、専門的な技術や研究に向いている。 運命学の研究家にもこの星を持った人が多くいる。乙亥、庚子日生れの女性は生涯独身であったり、結婚しても離婚する人が多い。
まとめ
・生日:幼児期に大病するか、怪我などをしやすいので注意が必要。性格は一徹で短気である。
・生月:兄弟姉妹がいても、自分自身が原因で協力を得るのは難しい。
・生年:親類縁者に縁が薄く、孤独になりやすいでしょう。
・生時:子供に先立たれる恐れがあったり、または子供に恵まれる可能性は薄い。

※ 死が出ているから早死にするということではない。あくまで運の発展が遅れるという意味で、何ら心配する必要はない。

 冠帯や衰と同様に地支は全て土性になる。運命が墓に入ったような八方塞がりを意味する。墓日生れの人は二つのタイプがある。 一つは、闘志がない女性型で、華美な生活を好まず地味で堅実な歩みをする、学者や宗教家に見られるタイプである。 いつも心に憂いを含んでいたり苦労性である。また気前がいい方ではない。

もう一つのタイプは事業家として伸びる型で、計画性があり経済観念も強く、 非常に積極的な歩み方をする。ただ事業家とは言っても、墓と共に冠帯が四柱に出るなど、その他の条件が揃わない限り大きく伸ばす事はできない。

四柱に墓が二つ以上あれば運勢が伸びなかったり長生き出来ない。日柱や月柱に墓を持つ人は、運勢が早く開く事は期待できない。 早くても三十五歳を過ぎてからでないと開運のチャンスに恵まれない。

また先祖の墓を守る使命を持って生まれて来た人が多いようで、 長男でなくとも長男の立場に立ったりする。この墓運を長男が持つと結婚が一度では納まらない人が多いのに対して、女性は離婚率が非常に低い傾向にある。
まとめ
・生日:親兄弟に縁が薄く住居の転換も多い。
女性にあると、縁が遅れがちになり、良縁に乏しくなる。性格は多少寂しく、陰気な一面が見られる。
・生月:人のために失費が多く、その上面倒を見ざるを得ない状態になりやすい。
・生年:たとえ末っ子でも、祖先の墓を守ったり、宗教的なものに関与する人が多い。
・生時:子供との縁は薄く、子供がいてもその子のために苦労が多くなる。

※ 一般的には、親と縁が薄い星。太陽が沈み、その余光がかすかに残っている状態である。しかしやがては太陽は昇り、明るく照らし輝きがくるという意味を持つ。

 絶は地支星中最底辺である。一番悪い星とされている。しかしそれは表向きだけの事で、考えようによってはこれから運気が伸びる、 芽が出ると言う事なので絶を境にして向上の運気となるわけである。事実、絶運の人の中にはどんでん返しに富貴を得て幸せをつかむ人もいる。 また反対に栄誉栄華の頂点から急転直下ドン底に落ちる人もいる。

女性でこの絶日生れの人は男性よりは凶害が少なくなる。それは今までの女性の場合、家庭の中で夫や子供を守るのが自然の姿だからである。 従って女性は死や墓、絶などのように休囚運の生れの方でも幸せをつかむ事ができたようである。ただ現在のように男女共働きが多い時代においてはそうとは思えない。

生日に絶運を持つ人は、権謀術策を用いない隠し事の出来ない性格であるが、一貫した仕事を飽きずにやる事が苦手である。 今まで読書をしていたかと思うと、今度はどこかへ出かけると言ったように、落ち着いて一つの事をやっている事が出来ない。 また、本を読みっぱなしにしたり、仕事もやりっぱなしにしたり、周囲がいつも散らかっている傾向が強いようである。人が良い所から人を疑う事をしない為、 他人の言葉を信用してだまされたり、誘惑に乗りやすく、女性であれば若い時期に男性に騙されたりする。年下の者の面倒を良くみるが、目上から信頼を得る事が難しいようである。

変化を好む性格のため、芸術面、水商売、興行関係の仕事に興味を持つ。女性であれば、水商売、美容師などに向いている。なお、甲申、辛卯日生れの人は短気である。
まとめ
・生日:肉親と縁が薄く、たとえ養子に入ってもその家を離れることが多い。
・生月:孤立的な一面があり、中年時に過ちを犯しやすい。
・生年:長男でも、生地を離れることが多い。
・生時:子供との縁が薄く、子供があっても、その数は少ない。

※ 頭脳だけが働いて、体がそれに付いていけない星である。人から裏切られる場合も多く、人が良過ぎるきらいがある。女性は愛嬌があるのが特徴といえる。