天干星 変通星
誕生日占い
天干星
 四柱推命占いでは、人の性格や社会的に活動する力、エネルギー、パワー、仕事の特性や才能、対人関係などを判断する時に天干星(変通星)を使う。 この天干星は生年月日(誕生日)から導かれる十干の持つ要素と十干の持つ持つ要素が結合して、新たな運勢を表現する星となって現れたものである。 ここではその天干星が持つ運勢の要素を集めて見た。

比肩

 比肩とは自分を表す日干と同一五行で、かつ陰陽を同じくする天干星(変通星)である。
この星は、①自分、②分離、③兄弟姉妹という3つの意味がある。

 この星を持つ人の性格は、個性的でマイペース、なかなか人の意見を取り入れずに、人生を歩む人が多いようである。 比肩とは、もともとは「背を比ベる」というところから比較するとか争うという意味がある。

 分離とは、まず財星を尅するところから財(金銭)の分離を意味する。偏財のことを天馬とも言うが、これを強く尅するために比肩のことを敗馬と呼ぶこともある。 また人間関係や肉親関係の分離(生死別)を意味する。そして愛する者(宝)を失うという意味にもなる。

 兄弟姉妹という意味は、同時に同僚とか友人、競争相手、ライバルという意味がある。また、トラブル、対立、変化、独立等の意味も持っている。
吉凶の割合
 男性  →  吉面:50%位     凶面:50%位
 女性  →  吉面:40%位以下  凶面:60%位以上
比肩+比肩
 自分の考えが強くマイペースで一匹狼的な所がある。プライドが高く曲がった事が嫌いで、竹を割ったような性格である。 普段は忍耐強く、ここぞという時には行動力を発揮する。お金に執着せずどちらかと言うと淡白である。そして使うべき時には思いきった使い方をする。 この星を持った人の印象は、鼻であしらったり、冷たく突き放すようにも見える事が多い。よって、心して謙虚さを保つ事が人間関係を無難にする秘訣である。 女性は冷たい感じを与える美人が多い。
比肩一貴
 天干星が全て比肩で、地支星が冠帯、建禄、帝旺になっている命式を比肩一貴という。 比肩一貴の人は、運気がとても強くどんな困難にもへこたれず、独自のペースで突き進んで行くタイプである。 土の中にしっかり根を張った木は、どんな風雨にも耐えられるのと同じ状態を表している。
比肩+劫財
 自分の考えが強く負けず嫌いで、大きなことを好む傾向がある。挑戦する気持ちも旺盛で欲張りな傾向があるため、 かけに出て失敗する事も多い。時の運勢に乗って大もうけする事もあるが、大損をすることが多いようである。 金銭問題には細心の注意が必要な運勢である。主体性が強く目標がある時や目的がはっきりしていたり、ピンチの時に強さを発揮する。 ただ周囲から孤立しやすい傾向がある。この星は波乱も多いが苦労に強い星である。
比肩+敗財
 自分の考えが強くマイペースである。しかし人情的でお人好しのところがあるため、人に頼まれると嫌と言えず、 自分のペースを崩してしまう傾向がある。そして金銭面においてはお金を流しやすい運勢である。特に行運で運気が悪い時などは、 お金を貸して失敗しないように注意しなければならない。一人でいる事が多い。マイペースで生きられる環境ならば、精神が安定して生きられるが、 人と関係を持とうとすると不平や不満が溜まりやすい運勢と言えよう。ただ人は一人で生きていけないので、人との調和を図る努力が必要である。
比肩+食神
 比肩の強さを食神が中和して、芯の強さと優しい面が対人関係に現れる星である。衣食住にも不自由なく過ごる星で、 品がよく中には親分肌の人もいる。頼られると必要以上に頑張ってしまう傾向がある。女性がこの星を持つと、 資産家に嫁いだり青年実業家と結婚したりする場合が多い星である。たまに気取って見える事があり、近寄りがたい時もある。
比肩+傷官
 感受性が強く我がままな一面がある。人の心を見抜いてしまうなど直感が冴えていたり、指摘した事が的を射ていたりする。 相手には言葉がきつく感じたり、冷たい印象を与えたりする。時に自分が傷つくことを恐れて猫をかぶる事がある。 集中力がありチームワークより個人プレーが得意である。才能が伸びる星でもある。注意点として事故や怪我をしやすく、手術もしやすい星である。
比肩+財星
 自分の考えが強く人の好き嫌いがはっきりしている人である。人情的で優しい面を持つが、気に入らなければ相手にしない所がある。 関係が良かったのに嫌となったら見向きもしないかと思えば、気に入った人にはよく尽くすところがある。 そのため優しさと冷たさが同居している印象を周囲に与えている。お金は流れやすく、金銭トラブルが周期的に起きやすい星である。 また家庭的に苦い経験をしている場合が多いようである。特に親子関係に問題を起こしやすい星なので、その関係性に気を遣い大切にするといいかもしれない。
比肩+官星(官殺混雑)
 比肩と官星が並ぶ命式を官殺混雑と言う。外見は紳士淑女のように品格がありおとなしそうに見えるが、 言い出したら人の意見を聞き入れない頑固で強情な面を持つ。好きな事と嫌いな事がはっきりしていて、物事の白黒もはっきりさせようとするタイプである。 プライドや責任感、自分なりの正義感が強く、人に指図されることを極端に嫌う。四柱や五行に印綬や財星が少ないと、 間抜けであわてんぼになりやすい。好奇心が旺盛で行動力があり、じっとしている事が苦手である。 そのため、ディスクワークより室外の仕事が向いている。一年中忙しくしている人が多い。
比肩+印星
 個性が強く理知的で粘り強い性格である。指導力を活かした教育や研究に適している。優しさと我慢強さのある人間として魅力がある。 ただ時には理屈っぽく、一つの事にくどくなる傾向がある。手先が器用であったり、飲み込みが早かったりする。芸能などで才能を活かす人も多い。 職人にも多い星である。自分なりのこだわりが多いため、それが長所になる場合もあるが、時に欠点となり周りから孤立することもある。

劫財

劫財+劫財
 相手の事情を考える事ができず、自分のペースで突き進んで行く。がめつさやずうずうしさがあり、金儲けに意欲を示す事が多い。 いろいろな事に挑戦したくなる。ただ一つの仕事をやっていた方が無難である。ピンチの時に力を発揮する。 この星を持つ人は自分の欲望を相手に押しつけたりしないで、謙虚に歩むように努力しなければならない。食神が行運に巡って来ると運気は安定し、 財星が来てもその財星を尅してしまうのでお金は貯まりにくい。
劫財+食神
 財を生む星である食神と財を壊す星である劫財が相生して、バランスが取れた組合せとなり財に恵まれる運勢となる。 性格的には大人しい食神と大胆で積極的な劫財の組み合わせである。宝くじが当たったり、思わぬ時に遺産が転がり込んだりと、 一方的にお金が入ってきたりする運勢でもある。また援助者にも恵まれる運勢である。ただ真面目にこつこつと働いて行こうという星ではないため、 財星が強く出ていない場合には、お金を流してしまう事になる。
劫達の命(劫財+食神の別表現)
 劫財と食神が並び地支が旺相している命式を劫達の命という。大人しい食神と大胆で積極的な劫財が組み合わさる事で、 運勢のバランスが取れ、地支の旺相が運気を強める。その事で宝くじが当たったり、思わぬ時に遺産が転がり込んだりと、 一方的にお金が入ってきたりする運勢でもある。
劫財+傷官
 自分本位で鼻っ柱が強く、品格が良いとは言えずヒステリックな所がある。つまらない事で意地を張って失敗する事が多い。 金銭面においてはやり手であるが、細かいところとどんぶり勘定の部分が同居している。 金銭問題が起きやすい運勢である。行き過ぎた行動をして失敗しやすい運勢である。
劫財+財星
 我が強く人の好き嫌いがはっきりしている人である。人情的で優しい面を持つが、気に入らなければ相手にしない所がある。 関係が良かったのに嫌となったら見向きもしないかと思えば、気に入った人にはよく尽くすところがある。そのため優しさと冷たさが同居している印象を周囲に与えている。 お金は流れやすく、金銭トラブルが周期的に起きやすい星である。また家庭的に苦いつらい経験をしている場合が多いようである。 特に親子関係に問題を起こしやすい星なので、その関係性に気を遣い大切にするといいかもしれない。
劫財+官星(官殺混雑)
 劫財と官星が並ぶ命式を官殺混雑と言う。外見は紳士淑女のように品格がありおとなしそうに見えるが、 言い出したら人の意見を聞き入れない頑固で強情な面を持つ。好きな事と嫌いな事がはっきりしていて、物事の白黒もはっきりさせようとするタイプである。 プライドや責任感、自分なりの正義感が強く、人に指図されることを極端に嫌う。四柱や五行に印綬や財星が少ないと、間抜けであわてんぼになりやすい。 好奇心が旺盛で行動力があり、じっとしている事が苦手である。そのため、ディスクワークより室外の仕事が向いている。一年中忙しくしている人が多い。
劫財+印星
 我が強く理知的で粘り強い性格である。指導力を活かした教育や研究に適している。優しさと我慢強さのある人間として魅力がある。 ただ時には理屈っぽく、一つの事にくどくなる傾向がある。手先が器用であったり、飲み込みが早かったりする。芸能などで才能を活かす人も多い。 職人にも多い星である。自分なりのこだわりが多いため、それが長所になる場合もあるが、時に欠点となり周りから孤立することもある。

敗財

敗財+敗財
 表面には出さない芯の強さがある。お人好しのようで優しさに欠けたりする。人と協調して物事に取り組む事が苦手なため、 孤独を味わう事が多くなる。ただ自分一人で仕事をするか、数人のリーダーとして仕事をする分には問題はない。 また金銭面においても気を付けた方がよい運勢である。
敗財+食神
 敗財の悪さを食神が中和するため、頑固な中にも優しさが出て、人情的でお人好しな性格である。 その為に人に利用されることも多々ある。商売などの金儲けが上手いとは言えないが、食べることに困る事はない。人の良さから、 誘いを断り切れず異性問題を起こしやすい星である。男女間では、けじめを付けた付き合い方が大切になる。
敗財+傷官
 孤独性の強い星である。気の強さとお人好し、ヒステリックな面を持ち、こだわりの強さと神経質な面が仕事に活かされると、 その道で大成する運勢を持っている。ただ家庭運は良いとは言えず、人情に流されて失敗したり、お金の事で失敗したり波乱の多い運勢である。

 またこの組合せで、比肩星が強い命式を傷官背禄という。意味は財禄に背を向ける貧乏性という意味である。自己の狭い見解から気分本位で、 自己中心的な理想や空想から世間を推し量って行動するため、正しい社会的認識や広い見解がなく、それで人に騙され、反対に自慢高慢になり、 うぬぼれたり無計画の行動をしたり、理想に走りすぎて失敗を重ねるという星である。
敗財+財星
 お金が入っても出て行きやすい星である。金銭のトラブルにも巻き込まれるなど、お金の問題で苦労しやすい。 後片付けは苦手な方である。人の好き嫌いがはっきりしているわりに、人情に流されて嫌いな人とも付き合ったりする。 家庭運は良いとは言えず、親子関係や夫婦関係には細心の注意が必要と言えよう。
敗財+官星(官殺混雑)
 敗財と官星が並ぶ命式を官殺混雑と言う。外見は紳士淑女のように品格がありおとなしそうに見えるが、 言い出したら人の意見を聞き入れない頑固で強情な面を持つ。好きな事と嫌いな事がはっきりしていて、物事の白黒もはっきりさせようとするタイプである。 プライドや責任感、自分なりの正義感が強く、人に指図されることを極端に嫌う。四柱や五行に印綬や財星が少ないと、 間抜けであわてんぼになりやすい。好奇心が旺盛で行動力があり、じっとしている事が苦手である。そのため、 ディスクワークより室外の仕事が向いている。一年中忙しくしている人が多い。
敗財+偏印
 気が強いわりにここぞという時に迷いが多い星である。縁の下の力持ち的な運勢で、主役より脇役、裏方に回りやすい星である。 人に尽くす割りには評価が低く、愚痴や不満が多くなりやすい。面白い表現をして、人を楽しませているようで暗い印象を与えてしまう傾向がある。
敗財+印綬
 華やかさに欠け地味な印象を与えるが、勤勉でこつこつと努力を積み重ねて行く運勢である。 大器晩成型と言えよう。歴史など古典的なものに関心を示す人が多く、一つの事にいつまでもこだわるところがある。 迷い出すと抜け出るのに時間がかかりそうだ。教えることもできる星である。

食神

仮傷官
 食神と食神、食神と傷官、傷官と傷官の並びを仮傷官という。

 豊かな感受性が今までになかったものや、時代の最先端のものを更に発展させる運勢で、一から作り上げて行く環境に適している。 今まであるものを引き継いだり、相続したものをそのまま伸ばす事には適さない。そして特殊な才能に恵まれる運勢でもある。 理想が高く妥協する事が苦手なため、対人関係のトラブルを起こすことも多いが、その気持ちが仕事面では成功に導いてくれる。 目の付け所が人とは違うところが特徴と言えよう。
食神+財星
 幼いときはみんなから可愛がられる星である。人を引きつける人気運があって金運にも恵まれる。 自営業や商売に向く星である。食べる事にこだわりを持ちやすいため、中年以降は太りやすい。争いことは好まず円満を求めるため、 自分の意にそぐわないこともやっってしまうところがある。
食神+偏官
 責任感が強く、けじめをつける厳しさと相手の事を気遣う優しさを持っている。ただプライドを傷つけられると攻撃に転じてしまう。 頼る事は苦手だが、義理堅く頼りにされると更に頑張る星である。おだてに弱いところもある。人気運と仕事が回って来る運勢である。
食神+正官
 人気運と出世運を持った星である。品行方正で信用を得られる星である。金運はあるが商売向きではなく、 社会的な立場が上がる事でお金が入ったり、組織を動かす事でお金が回ってくる星である。日頃は冷静で決断力があるのだが、 世間体など周りを気に過ぎて失敗する事がある。
食神+偏印(倒食)
 運気が長続きせず人生ままならない星である。手先が器用であったり、才能はあるのだが優柔不断な人が多く、 迷いが人生の邪魔をする。よってあれこれと手を出すよりも、一つの事を成し遂げようとする方が大成の道に繋がる。 男性は、性格上迫力に欠ける傾向があり、女性は子供の事で苦労することが多い。子供の素行が悪かったり、子供ができにくかったりする。 この倒食の運勢を解除してくれる星が財星と天徳貴人である。解除された倒食は、かえって生き馬の目を抜くような発展をする場合がある。
食神+印綬
 性格は優しく平和主義者で、おおらかな雰囲気を持っている。人当たりが柔らかい人である。才能にも恵まれるが、 切磋琢磨の競争社会で生きて行くよりも、マイペースに自分に合った環境で、その才能を発揮して行く方が性にあっている。 時には、理想ばかりで夢を見ているような人もいる。そのような方は、現実をしっかり捉えることが必要になる。 また、ボランティアなどの奉仕活動などにも向いている。

傷官

傷官+傷官(仮傷官)
 傷官と傷官、食神と食神、食神と傷官の並びを仮傷官という。豊かな感受性が、今までになかったものや時代の最先端のものを更に発展させる運勢で、 一から作り上げて行く環境に適している。今まであるものを引き継いだり、相続したものをそのまま伸ばす事には適さない。そして特殊な才能に恵まれる運勢でもある。 理想が高く妥協する事が苦手なため、対人関係のトラブルを起こすことも多いが、その気持
傷官+財星(傷官生財格)
 お金を作る星である傷官とそのお金を管理しコントロールする財星が並ぶ組合せで、無から有を得る運勢である。 時代や流行に敏感で、損得観念が発達し商才に恵まれる運勢である。営業活動で成功したい人には必要な星である。ただ比肩星に星が太過している場合には、 自分の考えが強すぎて失敗し、結局お金をを流してしまう事になる。また五行に印星が太過している場合には、 印綬傷官の形になり、商売よりも学問や芸能方面に関心を示し、その才能を発揮するようになる。
傷官+偏官
 一見大人しそうであるが、感受性とプライドが高いため、カッとなりやすい傾向がある。天才的なひらめきを持った人が多く、 創造性に優れ行動力もある。ただトラブルも多く傷害事件等も起きやすい星でもある。芸術や芸能やコンピュータなどの、 特殊な才能を生かした職業が向くでしょう。この星の人は言葉の使い方で失敗しやすい傾向がある。また女性がこの星を持った場合には、 彼氏や夫とのトラブルが多くなりやすい。
傷官+正官
 品がよくインテリのお子様的な星である。実際に頭脳明晰な人が多い星である。冗談を言える星ではなく、 何事にも生真面目に対応しようとするため、周りの人が肩を凝ってしまう傾向がある星である。言葉が鋭いため、 本人が思っている以上に相手が傷ついている場合が多く、それ故に対人関係には注意する必要がある星である。 強そうに見えて意外と神経質で気が小さい面を持っている。
傷官+印綬(印綬傷官格)
 天干星に印星と傷官の並びを印綬傷官格と言う。感受性が強く、学問や芸能事に才能を発揮する。 基本的に頭脳労働向きであるが、スポーツなどでも活躍している人も多くいる。この組合せは、比肩星が強いか日干が強い方がよい四柱となり、 この星が良く働いてくれる。比肩星が弱い場合には、精神的に不安定となりやすく、ノイローゼや精神病にかかってしまう事もある。 天才になれる傾向と知能犯、また聡明であるのと精神不安定が、同居している組合せである。
傷官+財星+比肩星
 お金を作る星である傷官とそのお金を管理しコントロールする財星が並ぶ組合せで、無から有を得る運勢である。 時代や流行に敏感で、損得観念が発達し商才に恵まれる運勢である。営業活動で成功したい人には必要な星である。ただ比肩星に星が多いため、 自分なりの考えが強くなり、損得勘定が強すぎて結局お金をを流してしまう事になりやすい。
傷官+財星+印星
 お金を作る星である傷官とそのお金を管理しコントロールする財星が並ぶ組合せで、無から有を得る運勢である。 時代や流行に敏感で、損得観念が発達し商才に恵まれる運勢である。営業活動で成功したい人には必要な星である。 そして印星にも星があるため、学問や芸術を商売につなげたり、芸能方面で才能を発揮し、成功できる運勢である。

財星

偏財と正財を財星という。
多財身弱
 正財と正財、正財と偏財、偏財と偏財の並びを多財身弱と言う。財多くして流れるという意味で、 一生食べる事には困らないが、お金の問題が絡んでくる運勢である。性格的には男女ともに当たりが柔らかく、優しく人の良いところがある。 男性の場合には男性的な迫力に欠ける。女性はお喋りな人が多く扶養の義務もある。また中年以後太りやすい傾向がある。 財星が休囚している場合にはケチになりやすく、旺相しているとお金を流しやすい。男性の場合には女性問題を起こしやすい。 本来財星はお金を管理できる星であるが、多財になるとお金や物の管理がだらしなくなる。
財星+官星(財官双美の命)
 財星と官星が並んでいるので財運と地位に恵まれる星である。一生食べる事には事欠くことがない星でもある。 女性の場合は月上が財星である事が好ましく、男性の場合は月上が官星である事が好ましい。 ただ、大運や流年で星が五行の財と官の所に7つ以上固まると、財殺となって金銭の問題が発生する。 女性の場合は、官星が休囚(死・墓・絶)していると夫運に恵まれないが、旺相していれば官星を壊す星がない限り、良き夫に恵まれる。 男性の場合は財星の旺休で妻運を見る。この並び(財星と官星)に印星が加われば、財官印三宝の命となり運気は最高になる。 四柱上に印星が出れば良いわけだが、大運や流年で印星が回って来て三宝の形に成ったときにも良い運気となる。
財星+印星
 女性には良い星の並びであるが、男性には男としての迫力に欠けてしまう。人当たりは柔らかで性格も優しい。 ただ四柱の中に官星がなければ、決断力に欠け優柔不断になってしまう傾向がある。もの事に対して器用に対処できる人が多く、 学問や芸能方面で才能を発揮できそうである。文化人・芸能人・評論家・スポーツ選手にも多い星である。外に出る事が少なくなり、 家の中だけで生活している場合には愚痴が多くなりやすい。特に年を重ねるとその傾向が強く表れる。

官星

偏官と正官を官星という。
官殺
 正官+正官、正官+偏官、偏官+偏官のような官星が2つ以上並ぶものを官殺という。 私の師である安田靖先生は通称で、官から官、ともいっていた。官星が並ぶ事によって、社会性を現す官位が傷ついてしまう。 社会的な問題が起こりやすい星である。男性がこの星を持つ場合の性格は、男らしく責任感と正義感も強い。ただカッとなりやすく、 激情にまかせて突っ走る傾向がある。そしていったん持ち上げられてから梯子をはずされるような事が起きやすい。 女性がこの星を持つ場合は、社会性が強く職業婦人となる。また複数の夫という意味があり、夫と死別、離婚、再婚を繰り返す場合がある。 性格は男っぽくさっぱりしていて、少しの事ではめげない女性が多いようである。
官星+印星(官印両全の命)
 官星とそれを助ける印星が並ぶため良い並びである。社会的に伸びる星で、学問や芸能の分野で才能を発揮することができる星である。 性格は責任感が強く行動力があり、それをコントロールできる頭脳が備わっている。地支星は旺相している方が良い。 官星が休囚(死・墓・絶)している男性は、一度トップに立っても足元をすくわれる事があり、社会運に凶事がつきまとう。 官星が休囚している女性の場合は、男性運が悪くなる。月上は、男性の場合には官星が良く、女性の場合には印星の方が良い。

印星

偏印と印綬を印星という。
多印身弱
 印綬+印綬、印綬+偏印、偏印+偏印のような印星と印星が並ぶ組み合わせを多印身弱という。 学問や芸能の分野で活躍する人が多く、学者や芸能人、アナウンサー、宗教家、易者、相撲取り等の職業につく人が多い星である。 性格は優しく人当たりも柔らかい人が多いが、見た目に比べ、内面には頑固さや強いこだわりがある。多印星は物事がくどくなりやすいのが欠点である。 また迷いが多く決断ができない場合があり、女性がこの星を持つ場合は婚期が遅れる傾向がある。偏印が混じっている場合には、 慢性的な病気にかかりやすい傾向がある。五行に官星又は比肩星が強い場合は、才能を発揮する事が出来る。 印綬は古典的なもの、偏印は近代的なものを志向する傾向がある。

その他の組合せ

財星+官星+印星(三宝の命)
 天干星に財星と官星、そして印星が並んだ命式を「三宝の命」といい、四柱推命学では一番良い星の並びになる。 社会的な地位や名誉、財産に恵まれ、親族の中にこのような人がいた場合には一番の出世頭になる。自分はそんな気がなくても態度が大きく、 威圧観があるように見られがちである。また、女性がこのような命式を持つと、自分の運気の強さがかえって夫の運を壊してしまいやすい傾向にある。 専業主婦の場合は、夫の立場を尊敬し夫を立てて上げる努力が必要である。男性は月上に官星が出て旺相するものが良く、女性は財星か印星が月上に出る方が良い。
 四柱において、食傷星のところに星が4つ以上固まった四柱を過傷官と言う。三柱しかわからない場合は、 3つあるいは3つ半でも過傷官と呼ぶことがある。過傷官を持つは、非常に感受性が強く人の心を見抜いてしまうと様な所がある。 また霊感やインスピレーションが非常に強い人もいる。器用で特殊な才能が伸びる星である。感覚が冴えている。 目の付け所も鋭く言葉がきつくなり人を傷つけたり、自分も傷つきやすいデリケートな神経をもっている。 よって人との相性やこの人を取り巻く環境が大変重要になって来る。強そうに見えるが壁にぶつかるとすぐに弱音を吐きやすい。 女性でこの星を持った場合は、結婚や夫婦関係に問題が起きやすい。
準三宝の命
 天干星に財星と官星、そして食神が並んだ命式を準三宝の命と言う。管理能力を表す財星と組織人としての忍耐力を表す官星があり、 人気とお金を作る運勢である食神が共にあることから、人気や社会的な地位に恵まれ、財運も兼ね備えている運勢である。起業家にも多い命式である。
財殺の命
 天干星に財星と官星があり、かつ五行図の財星と官星の2ヶ所に合計で7つ以上星が固まる命式を財殺の命と言う。 天干星だけを見ると財官双美に見えるが、干支図(五行図)のバランスが崩れた形なので、一時的に社会的な地位や名誉を築き、 そしてお金に恵まれたとしても、周期的に金銭問題や異性問題、時には職場でのトラブルに巻き込まれ、身を滅ぼしやすい運勢である。
倒食解除型
 倒食解除型とは、偏印と食神が並ぶ命式に財星が並ぶか、干支図(五行図)において財星の場所に星が3つ以上出ている場合を言う。 この命式の人は、人当たりが柔らかく温厚で、学問が得意だったり芸能で才能を発揮したりする。仕事においては自分の能力や才能を活かして行くタイプである。 男性の場合には男としての迫力に欠けるところがあるが、優しいので女性にはもてたりする。人情に敏感のため気を使い過ぎて落ち込んだりする。 この命式の人は一度自信をつけると、大きく才能が大きく開花するタイプである。